酒田 新月 チャーシューワンタン麺

こんにちは。ラーメン食べてますか？

今日は風林火山の予定だったのですが

鶴岡酒田共に休みだった事を出かけてから思い出し

「そういやここ数ヶ月酒田ラーメン食ってないな」

となったので酒田ラーメンです。

酒田ラーメンとは何か？

それはこのブログの1番最初のエントリを読めば

酒田ラーメンの氵の部分だけわかります。

僕も詳しくはないのでまとめたい所ですが

今とてつもなく眠いのでまたの機会にします。

新月です。

酒田には「月系」と呼ばれる店舗が幾つかあります。

満月、新月、丶月(ちょんげつ)、三日月軒…

どの店舗がスタートかはわかりませんが

所謂流派みたいなもんです。

月系という流派も、元を辿ると２つ存在し

それぞれの流派によって若干違う様です。

流石にこの辺の歴史までは追ってないので各自。

まあ、なんというか

直球ストレートな酒田ラーメンを食べたきゃ月に行け

という感じでいいと思います。駄目ですか？

話が長くなるのでこれで終わりです。

チャーシューワンタン麺大盛り(950円)+味玉(100円)

ワンタンが見えませんがチャーシューの下にいます。

酒田ラーメンといえばワンタンです。違うか。

しかしワンタンが美味い酒田ラーメンの店が多い事実。

酒田ラーメンのスープと言えば

トビウオを使ったアゴ出汁が特徴です。

とはいえガッツリ魚介が来るわけではないです。

いや来るかな。ここから言い訳をします。

次の空行まで飛ばしてもいいし読んでもいい。

正直言いますと、他県の人間では考えられない程

ラーメンを食って育つのが山形県民です。

そして僕の様な庄内人は

酒田ラーメンを食って育って来ました。

本当に、もう、味の説明が出来ないんですよ。

皆さん毎日水飲みますよね？

水ってどんな味？って訊かれて答えられますか？

という話です。

ならブログなんか書くなって話なんですけどね。

今言葉を絞り出すので待ってください。

魚介の風味が強いと言っても

節系でも無ければ魚粉みたいな物でもない。

本当に、出汁として魚介が活きている。

そこに旨味のある薄口醤油ベースのタレが合わさる。

淡麗系、といえば1番近いかも知れません。

僕は生憎、他県で中華そばや

醤油ラーメンを食べた事がほぼありません。

何故かというと、そのどれとも違うのが

酒田ラーメンであり

そしてこの酒田ラーメンこそが

僕にとっての中華そば、醤油ラーメンなんです。

なので、その味のギャップに耐えられない。

今は食べる事は出来るでしょう。

しかし、なんと言えばいいのか

強い言い方をしてしまうと

これは中華そばではない

という感想が表立ってしまう気がします。

そう感じる程に、別物なのです。

どうも話が長くなります。

単純に僕の知識がないだけです。

もう少し勉強してから書くべきだったかなぁ。

とりあえず今日食べた分は書ききります。

麺でございます。透明感が凄い。

細く縮れたこの麺も酒田ラーメンの特徴でしょうか。

所謂多加水麺です。

この辺は幾つかのエントリでも触れましたが。

一般的な麺の加水率が35%位だとすると

酒田ラーメンの麺は45%程度。

店によっては47%超えなんて店もある様です。

プリッとした口当たりにモチッとした柔らかさが

多加水麺の特徴でありますが、

酒田ラーメンの麺はそれの最上位だと思います。

小麦の風味、という意味ではそこまで強くありません。

上手く言えませんが

「麺と共に『スープを食べる』」

に近いと思います。

勿論麺そのものも美味いですよ。

この独特な食感は好みが分かれそうですが。

ワンタン、なんですが、その、

あまりにも皮が薄くてですね

グズグズになってしまいました。

中にはちゃんと肉も入ってましたよ？

薄ーいワンタンはチュルッと飲めてしまう程。

トロッとした舌触りも最高で

最早「気持ち良い」ですかね。

チャーシューは1.5mm程度の薄さながらも大判なので

口の中にメシャと突っ込んで嚙みしめると

脂身のブリっと感と赤身からくる醤油の味が最高です。

味玉は少ししょっぱかったかな。薄味が好み。

というか、スープとの相性ですかね。

少しばかり単体で立ってる感じでした。

完食完飲でございます。

麺量は大盛でしたが今の僕には並盛り程度に感じます。

5分ぐらいで食い終わりましたね。写真撮りながら。

久々の酒田ラーメンでした。

まあ食い慣れた味なのでおー！うめー！とはならず

あー。やっぱり美味いなぁ。という感じですね。

実家の様な安心感ではなく実家の安心感です。

最近強い味のラーメン食べ過ぎなんで

月1で酒田ラーメン食うべきかなぁ。いや、うーん。

何せ人生の8割これ食って生きてますから。

でもそれだけ食っててもまだ食える。

最早文化というか、なんというか。

山形県、そしてこの庄内は

ラーメンと共に生きている人だらけだと思います。

小さい子供から老人まで

１つのテーブルで同じラーメンを食べる。

そんな生活を当たり前にしてますからね。

長々と書いてしまいました。

次は風林火山のエントリになるかな？どうかな？

今回はこんなもんで。