ラーメンを食べます。Twitterはこちら https://twitter.com/goregrind_men

酒田 麺や土門 豚そば並 豚増し

こんにちは。ラーメン食べてますか?
麺や土門リベンジです。
リベンジっても別に前回残したとかではなく
酷い感想しか出てこなかったので
気分を変えて真面目に食べました。
食に対して真面目なんてのは
食べる側に必要ない気持ちだとは思いますが。

13時ごろ到着。
カウンターはまちまちに座っていたので、
窓側の席に。ここだと厨房が見えない。
前回の訪問で、厨房での作業の様子があまりにもひどく
それが原因で酷な感想しか出ませんでした。
今日はラーメンの味だけで。うん。

7分程で着丼
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豚そば(700円)+豚増し(200円)
コールはニンニクのみ。

コールですが、前回は全マシでした。
そしてそれがただでさえ落ちたテンションを
さらに下げる様な感じになったのでニンニクのみに。
具体的に言うと、ヤサイの盛りが半端ではなく
茹でたというより温めた程度のもので
尚且つヤサイの湯切りが中途半端で水っぽく感じた。
アブラも旨味こそそこそこありましたが
食後に吐き気が来たので、
僕には合わないアブラだったのでしょう。
ニンニクは結構辛味が出ている。
ミキサーで撹拌してるのでしょうか。
粒がもう少し大きければそこまで辛くないのかな。
確かニンニクって含まれている成分の細胞に
傷が付くことで辛味が発生する筈なので
細くなればなる程辛くなる、のかしら。
この辺詳しくはないですが。

スープは割と乳化しています。
液脂は少な目な印象。
ヤサイは浅めの茹で加減、というか
ギリギリ「茹でた」に入る程度に「温めた」感じ。
温度はぬるめ。ぬるいのはやっぱりいただけない。
前回訪問時もそうなんですが
スープやヤサイを用意してから盛り付けまで
えらく時間がかかってるんですよ。
前回と提供時間はほぼほぼ同じなんで、
ここも変わってないかな。
今回は見てないのでわかりませんが。

ヤサイはマシてはいませんが醤油がかかっています。
味醂的な味はあまり感じない。
割と尖った醤油、というイメージ。
まあ僕は醤油から調合してラーメン作った事はないので
あんまり詳しい事はわかりませんが。
とりあえずヤサイを粗方片付ける。

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麺です。二郎系やインスパイアには珍しい細さ。
最期の方の生郎程細くはないですが。
茹で加減は柔らか目。
チュルッと啜りやすく、ムニとした食感。
加水率は40あるかないか位だと思います。
夜メニューに貝そばもあるみたいなので
兼ね合いでこの太さなんでしょうね。
インパクトという意味では薄いですが、美味いです。

しかしながら、麺を食って思ったのが
スープがすごくしょっぱい。
先に言った通り、味醂的な甘味というか、
尖った部分を丸くするみたいなのがなくて
かなり刺さってくるしょっぱさ。
前回はヤサイアブラもあったんで、
そこまで強く感じませんでしたが。
ギリとくる塩分というか、本当に刺さる。
かといってヤサイマシは2度としたくないし
アブラも吐き気が来たのでここのは遠慮したい。
どうにかならんものか。

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豚です。
最初の写真には写ってませんでしたが
ヤサイの下に埋めてありました。
この心配り、いいですね。
仙台二郎なんかもヤサイの下に埋めてありますね。
写真の他にもう一枚というか、一塊沈んでます。
200円にしては結構入ってる印象です。
豚は、前回から変わっていなければ
麺カゴに入れてスープ寸胴に突っ込み温めたもの。
食感は肉肉しさが強いながらも繊維感は無く
ムシャという擬音がそのまま当てはまる感じですね。
塩辛さは無く、豚の味はしっかりとある。
これを狙ってスープに突っ込んでるのかな。
折角煮染めた豚をまたスープ寸胴に?
と思いましたが、この味なら問題ないかな。
今日が上ブレという可能性もありますが。
同じ二郎系の風林火山の豚と比べると
ベクトルこそ違いますがかなり美味いです。

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この脂身の厚さ。僕は好きです。
豚自体の塩辛さは無いので、そういう意味では
このスープとの相性はいいです。
しかし麺を食べ進めると、やはりしょっぱい…

塩分濃度という意味合いでは
恐らく風林火山の方が濃いです。
しかし風林火山の醤油は
塩辛さを抑える調合をしてるっぽいので
割と最後の方まで感じないのですが。


写真を忘れましたが、完食しました。
前回程の悪い印象はないです。味だけで言えば。
しかし全体的に惜しいと言わざるを得ない。
もう少しブラッシュアップ出来そうに感じる。
スープ自体はいいと思うんです。
しかしそれを活かせてない気がするんです。
醤油自体の作り方、
醤油とスープのバランスもそうですし、
全体的な温度、ヤサイの茹で加減も。
ただ、これはあくまで僕個人の舌の感想であり
土門が好きな人には問題にもならないと思います。
まあこんな事言い始めたら何だってそうなんですけど。
二郎や二郎系インスパイアを、
自慢出来る程では無いですが
そこそこ食べてきた自分にとって
ここは本当に惜しいし物足りない。
だったらお前が作れって話ですよね。
僕も作りたいです。

現状の感想ではこんなもんですかね。
しばらくの間再訪はないでしょう。
とはいえ酒田唯一の二郎風ラーメン。
今後も頑張って欲しいと思いますし
また頃合いを見て行ってみようかな、とは思います。
今回はこんなもんで。

余談
ここ最近、「反省と謝罪」のエントリが伸びすぎて
ラーメンブログなのか謝罪ブログなのかわからなくなり
一時的に下書きへ送ったのですが、
今回こうやって再訪もしましたし
前回の様にブチ切れてレビューもせず済んだので
反省と謝罪エントリはしばらく外したままにします。